超絵葉書的夜景を撮った翌日、街を発つ前にもう一度同じ場所で撮ってみた。カラフルに照らされた昨晩とは異なり、ゴシック建築も橋も重々しく地味だ。でもこちらの方が日常的。
私の記憶にあった風景とこの写真との違いが1つ。右側の大きな橋Hohenzollernbrückeのフェンスにびっしり赤い錠前が取り付けられていることで、2008年の夏以降のことだという。
そしてこの写真を撮って帰った直後、この橋のことを再認識することがあった。淀川橋梁、通称「赤川鉄橋」がこの年2013年の10月末に閉鎖されることが話題になった時だ。鉄道と歩道が並ぶ、というのがこのケルンの橋のおかげで私には馴染みのあるものだったけれど、実は珍しいのだそうだ。
2013-09-16 13:38 / Köln (Cologne), Germany (ドイツ・ケルン ) / Ricoh GR / 18.3mm / F9 / 1/250s