建築を見てまわるのは面白い。ウィーンやこのリーガでは建築リストを手にあちらこちら歩いて回った。

Konstantīns PēkšēnsとEižens Laubeの設計による、1903年建設のアールヌーヴォー様式のアパートメント(アルベルタ通り12番地)。この建物、探し当てたものの外観は普通のアパートなので、入って良いのか迷ってそっと扉を開けて覗いたらこの螺旋階段。まるで物語の中に迷い込んだかのようだ。

長い間愛用したD300からD4へという1段飛ばしの乗り換えをした最も大きな理由は高感度に限界を感じたため。この写真もISO1250で大々的にノイズが乗っている。シャッタースピードも限界、絞りきれずピントはボケ気味。ただ、RAWデータからの現像技術が格段に良くなったので、当時より画像は綺麗に仕上がるようにはなった。絞りだけはどうしようもないけれど。

2009-07-06 / Rīga, Latvia(ラトヴィア、リーガ)/ Nikon D300 / 14-24mm F2.8 / 19mm / F5 / 1/25s